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安愚楽牧場旧経営陣に対する詐欺容疑での不起訴決定に関する声明

報道関係者 各位
安愚楽牧場旧経営陣に対する詐欺容疑での不起訴決定に関する声明

東京地検の不起訴決定によって生じる将来の被害者は日本国民全員です
 
本日10月11日、東京地方検察庁より、株式会社安愚楽牧場の旧経営陣に対する決定が下されま
した。代表取締役・三ケ尻久美子、専務執行役員・増渕進、同・大石勝也の3者に関して、詐欺罪での
容疑について不起訴(嫌疑不十分)とするというものです。また、増渕に関しては特定商品預託法
違反(不実の告知)についても不起訴(嫌疑不十分)とするとのことです。

先月24日の三ケ尻・大石の初公判では、破綻直前に三ケ尻らが金策に走り回ったという内容の
調書が全文朗読されましたが、数百ある証拠の中から、わざわざその調書を選んで全文朗読した
のは、本日の不起訴決定に備えた検察側の狡猾なエクスキューズだったのかもしれません。
いずれにしても、私たち被害者は、この決定を承服することはできません。この事件の場合、す
でに報道などで、虚偽の決算書や架空の牛番号で契約を取っていたことが明らかになっていま
す。また、破綻直前の平成23年7月に募集された肥育牛コースについては、東京の営業部が反対
したため、那須の本社で募集業務を行ったとされています。これらは、常識的な市民感覚でいえ
ば詐欺以外の何物でもありません。

しかし、東京地検の説明はこうした世間の常識では理解に苦しむ内容です。東京地検いわく、契
約数の6割の牛が存在すれば、残り4割が実在しなくても事業に実体があったと認められる。破綻
直前まで金策や販路拡大に奔走していれば、だます意志があったとは認められない――など。こ
んな理屈が通用するなら、ネズミ講やマルチ商法でも、やり方を工夫すれば詐欺にはならないで
しょう。これでは全国の犯罪者に捕まらない方法を教えているようなものです。

この事件の被害者の中には、60代・70代で再就職した人もいます。被害の事実を配偶者に隠し
たまま、この先、何十年も生きてゆかなければならない人もいます。今回、東京地検が下した決定
は、こうした被害者の痛みを切り捨てるだけでなく、同種の悪質投資商法の増加を容認すること
に他なりません。折りしも、振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害額が、本年上半期は約212億円
と、過去最高を記録したばかりです。

安愚楽牧場事件の被害者は約7万3000人ですが、今回の東京地検の決定によって生じる将来
の被害者は日本国民全員です。

以上

2013年10月11日
あぐら被害者の会
代表 川口瑞夫
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