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安愚楽事件控訴審 「出資3割返還」示談進める

読売新聞宇都宮〕

安愚楽事件控訴審 「出資3割返還」示談進める

2014年05月27日

 安愚楽牧場(那須塩原市)の和牛オーナー制度を巡り、特定商品預託法違反(不実の告知)に問われ、1審・東京地裁で実刑判決を受けた元社長三ヶ尻久美子(69)、元役員大石勝也(74)両被告の控訴審の第2回公判が東京高裁(井上弘通裁判長)であった。三ヶ尻被告は被告人質問で、出資者をだます意思はなかったと改めて弁明し、また弁護側は被害者との示談が進んでいることを明らかにした。一方、県被害対策弁護団は30日、行政が不正を見抜けなかった責任を問い、国を相手取って国家賠償請求訴訟を宇都宮地裁に提訴する。

 被告人質問で、三ヶ尻被告は「多くの人に迷惑をかけた。一生この気持ちを忘れずに償いたい」とか細い声で話した。

 一方で検察側が、「安愚楽牧場はビジネスモデルとしてなりたっていなかった」とする破産管財人の債権者集会での発言を用いて配当金が出せる状態になかったと指摘すると、三ヶ尻被告は、「牛が利益を生み出すには時間がかかる。増頭計画もあり、先が見えていないことはなかった」と語気を強めた。

 また、弁護側は出資金額の3割を返還する条件で被害者192人と順次示談を進めていると明らかにし、「示談を受け入れた被害者もいる」と主張した。今後、証拠として提出して情状酌量を求める。示談にあてる資金は、三ヶ尻被告の長男から借り入れた金を使うと説明した。



 県被害対策弁護団は30日、国を相手取り、約1億8000万円の損害賠償を求める国賠訴訟を宇都宮地裁に提訴する。県被害対策弁護団によると、県内の被害者86人が名を連ねる予定で、立ち入り検査などをしながらも、牛の数が不足していることや配当金を支払えない状態に陥っていることを見抜けなかったとして、農林水産省と消費者庁の不作為を追及する方針だ。

2014年05月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20140526-OYTNT50524.html

下野新聞

三ヶ尻被告120人と示談 安愚楽事件控訴審

5月27日 朝刊

 経営破綻した「安愚楽牧場」(那須塩原市埼玉)の旧経営陣がうその説明で出資を勧誘したとされる事件で、特定商品預託法違反(不実の告知)罪に問われた元社長の東京都千代田区三番町、三ケ尻久美子被告(69)と元役員の埼玉県深谷市東方、大石勝也被告(74)の控訴審第2回公判が26日、東京高裁(井上弘通いのうえひろみち裁判長)で開かれた。被告人質問で弁護側は、5月上旬に三ケ尻被告の長男名義の土地を担保に約3800万円を工面し、120人以上の被害者と示談したことを明らかにした。判決期日は10月16日に指定された。

 被告人質問によると、土地は三ケ尻被告の夫が事業の失敗で手放したが、その後長男が買い戻したという。5月9日に担保として金を借り入れ、被害金額の3割の額で示談を進めた。公判で弁護側は新たに135件の証拠を提出しており、大半が示談に関連する内容とみられる。弁護側によると、さらに数十人と示談を進めているという。検察側は長男の証人尋問を申請した。

 被告人質問で三ケ尻被告は「罪の重さを実感し、反省し、悩み、死ぬことも考えた。本当に申し訳なく、一生償っていきたい」とあらためて謝罪した。一方、一審と同様に、口蹄疫問題、福島第1原発問題など外的要因を繁殖牛の不足、経営悪化の理由として強調。「計画では繁殖牛の充足率は上がるはずだった。工業製品とは異なる生き物を扱う牧場経営の難しさを裁判官に分かっていただきたい」と述べた。

 大石被告は「社長の補佐役だったのは確かだが、指揮命令権や人事権、決裁権を持ったことはなく、架空の繁殖牛を設定するシステムも元専務が発案した」と一審東京地裁判決の一部を否定した。

 一審判決は三ケ尻被告に懲役2年10月、大石被告に懲役2年4月を言い渡した。控訴審で弁護側は量刑不当を主張、検察側は控訴棄却を求めている。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140527/1607025

〔YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)〕

安愚楽牧場幹部「自分では投資せず」

最終更新:2014年05月27日 12時00分

 経営破たんした「安愚楽牧場」で、特定商品預託法違反の罪に問われた元社長の三ケ尻久美子被告(69)と元役員の大石勝也被告(74)の控訴審の第2回公判が26日、東京高裁で行われた。三ケ尻被告が新たにオーナー120人以上と示談を行ったおり、その条件は被害額の3割程度であることを明らかにした。また、大石被告は、自身で安愚楽牧場への投資をしておらず、親族や知人にも勧めていなかったこともわかった。

 被告代理人によると、かつて三ケ尻被告の夫が事業の失敗で手放した土地を長男が買い戻し、その土地を担保に約4000万円の借り入れを行ったという。そして、120件以上のオーナーとの間で示談が締結されたという。示談金は被害額の3割程度だという。

 また、今後も10人以上のオーナーとの示談交渉を進めていきたい意向を明らかにしたものの、転居先が不明の人も多いために、連絡がつかないなど示談交渉は今後は難航する見通しだ。

 大石被告については、検察側から「あなたはオーナーになっていないのか。知人には勧めていないのか」との質問に対して「はい。(知人にも)勧めていません」と証言し、オーナーたちが多く陣取る傍聴席からはどよめきが起きていた。

 一審判決で三ケ尻被告は懲役2年10月、大石被告は同2年4月を言い渡されている。2人は控訴理由に、厚生労働省が平成19年に定めたガイドラインによって、繁殖牛を処分しなければならなくなったことが破綻の理由になったことを挙げた。

 しかし、井上弘通裁判長は、犯罪行為は22、23年だとし、ガイドライン制定は19年のことであり、関係性がないのではないかとの認識を示した。

 安愚楽牧場は、和牛預託商法と呼ばれ、和牛オーナーになろうと出資者(オーナー)を募り、これまでに累計で4300億円以上を集めた。オーナーはのべ7万人以上、1人あたり平均574万円の出資だった。1億円以上の出資者も135人もいた。判決は10月16日。

http://media.yucasee.jp/posts/index/14127
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